ペンを使用する
下処理を完了した後に補修作業となりますが、周囲にマスキングテープを貼りましょう。これにより、余分な所にペンの色がついてしまうリスクを下げます。ペンで塗る際は、パテやヘラで伸ばすのではなく点を打つようにしましょう。傷口の傷を埋めていきながら、自然な状態にします。とても細かいものなら、爪楊枝など繊細な道具を使用して補修するのも1つの方法です。
作業を終えてからは、約1週間は乾燥させましょう。それまでは、運転で使用するのはできます。その後、耐水ペーパーや研磨剤を用いた磨き作業やワックスで艶出しを行えば作業は完了します。
なお、ペンは自分の車の車種に合わせて選ぶと良いです。また、愛好家でメタリックやパール調に仕上げたいなら、それに合うものにしましょう。
スプレーの場合
スプレーを用いて傷を直すことで、周囲に液体が飛び散る可能性があります。細かい傷を直すには向いていないかもしれません。しかし、大きな傷であれば全体を大まかに振りかけて目立たせないようにするのは可能です。何回か重ねて塗ることにより、高い効果が出ます。スプレーを塗る際は、一遍にするよりは少しずつ振りかけるようにすると良いでしょう。それにより、液ダレを防げます。
ただし、傷があまりに広すぎる場合は、塗装を統一にするにはかなりの技術を要します。塗り斑が発生すれば見栄えにも良くありません。スプレーで修理するのは、表面部分だけにしてください。また、深い傷がある場合は、完璧に直すことができません。各種、自分で作業をするのが難しいと感じたなら、専門業者に依頼しましょう。